食物繊維のサプリメント選び、間違ってない?
便秘解消と美容のためには、食物繊維をたっぷり摂る必要があります。普段の食事で必要量を摂ることが出来ている、という人はほとんどいないんです。
「知っているよ、だからサプリメントで摂ろうかな」と考えているあなた、
「水溶性食物繊維」が多いサプリを選んでいますか?
そうでないと、逆に便秘を長引かせたり、ガス溜まりが解消しないというトラブルが起きる可能性があるんです。
そもそも・・・食物繊維の目標量は一日18g(女性)
食物繊維には「不溶性」と「水溶性」があることはご存知だと思います。
このどちらも、日本人の普段の食生活では全く足りていません。
食物繊維が足りないせいで、便秘やガス溜まりの症状に悩まされる人が多いようです。
また、生活習慣病の多くは食物繊維不足と大きな関係があります。
一日に必要な食物繊維の目標量は、成人男性20g、女性で18g以上とされています。(厚生労働省・2015年版)ただし、これは「目標量」なんです。本当は必要な量というのはもっともっと多いんですよ。
厚生労働省の食物繊維に関しての報告によると、“理想的には一日24g以上を目標量とすべきである”とあります。しかし、これまでの日本人の食生活調査から考えて、この量を目標にするのは現実的でないということで、実現可能と思われる範囲で設定された数値が「一日あたり男性20g以上、女性18g以上」(18歳から69歳)というわけです。
しかし、この数値にこだわらず“「極端でない範囲でできるだけ多めに摂取することが望ましい」”との発表がされています。
食物繊維のうちでも、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の割合は2:1が理想的です。
水溶性食物繊維のほうがもっと不足しがち
このうち不溶性食物繊維がとれる食品はたくさんあり、野菜や果物を意識して食べるようにするとかなりの量を摂ることができます。
しかし、水溶性食物繊維のほうは同じ食品でも微量しか含まれていないことがほとんどで、野菜をたくさん食べているつもりの人でも不足することが多いようです。
水溶性食物繊維が不足すると
水溶性の繊維は、水分とまじりあってゲル状になります。
これがおなかの中で便を柔らかくし、便秘解消になるわけです。
しかし、水溶性の摂取が少なく、主に不溶性食物繊維ばかり摂っている場合には注意が必要です。
不溶性の繊維は、腸内の水分を奪ってしまいます。
水分でふくらみ、便のカサを増やすことで便秘対策になるわけですが、水分不足になる可能性があります。
水分が足りないと、便を硬くしてしまい、排出しにくくなってしまいます。おなかのために繊維を摂っているのに、これでは逆効果!!
水溶性の食物繊維もしっかり摂らなくてはなりませんね。
水溶性食物繊維が多い食品
わかめ | もずく | モロヘイヤ | 納豆 |
オクラ | サトイモ | ライ麦 | 大麦 |
プルーン | 抹茶 | そば | えん麦 |

水溶性食物繊維は、いわゆる「ねばねば食品」や、大麦などの穀物に多いことがわかりますね。
でも意識しないと、なかなかこれらの食材を大量に食べ続けるのは難しそう。
積極的にこうした食材を食事に選ぶようにしましょう。
さらにプラスして、サプリメントで足りない分を補給するのがおすすめです。
水溶性食物繊維のサプリメント おすすめトップ3
第1位「するっと抹茶」
添加物も保存料もなし!安心できる水溶性食物繊維たっぷりドリンクです。妊婦さんにも大人気。

第2位 「イサゴール」
トクホ(特定保健用食品)に指定されている、製薬会社の作ったドリンクです。

第3位 「カイテキオリゴ」
食物繊維そのものではないですが、赤ちゃんからお年寄りまで、その人のお腹に既に住み着いている善玉菌を増やすことができる、強力パワーのオリゴ糖パウダーもおすすめ。
幾種類ものオリゴ糖がバランスよく配合されていて、気軽に飲み物や料理に混ぜて摂ることができます。
水溶性食物繊維を賢く摂っておなか元気!
一般的に不足しがちな食物繊維ですが、その中でも「水溶性食物繊維」は摂取量が足りていない人が多いようです。
野菜たっぷりの食事を意識して食べましょう。
特に納豆やオクラなどのネバネバ食品を多く食べること、足りない分はサプリメントなどで補給することを心がけてくださいね。